同時着信のお客様情報を一覧表示する|ひかり電話の複数チャネルで2本同時に鳴ったときの出る順番

3月の車検が集中する時期や、中古車の売り出しをした週末には、店の電話が2本、3本と同時に鳴ることがあります。どちらに先に出るかは、普通は早く鳴った方か、近くにある電話機の方です。けれども、片方が車検の予約で、もう片方がロードサービスを待っているお客様だったら、出る順番は変えたいところです。迷っている間にも電話は鳴り続けます。日本カーネットのCTI「デジクラ」は、複数の着信が同時にあったとき、それぞれのお客様の情報を並べて画面に表示します。この記事では、同時着信の表示で何が分かるのか、ひかり電話の複数チャネルとの関係、出る順番の決め方、注意点を説明します。
同時着信のお客様情報表示で分かること
複数同時着信時のお客様情報表示とは、会社の電話に2本以上の着信が同時にあったとき、それぞれが誰からの電話かを、デジクラの画面に並べて表示する機能です。月額9,800円~(税別)の標準機能に含まれます。電話機の液晶には今鳴っている回線の番号しか出ないことが多く、2本同時に鳴ると、どちらがどのお客様かを見比べることはまずできません。デジクラの画面なら、たとえば「1本目:山田様、当日着信2回目」「2本目:登録の無い番号」と並ぶので、出る前にどちらを優先するかを決められます。片方に出ている間に鳴っていたもう1本も、誰からだったかが画面に残るので、通話が終わったらすぐに折り返せます。電話が重なる繁忙期に、取りこぼしと折り返しの遅れを減らすための機能です。
ひかり電話の複数チャネルと同時着信の関係
同時に何本の電話を受けられるかは、デジクラではなく、電話回線の契約で決まります。回線が同時に1本しか通話できない契約なら、1本目の通話中にかかってきた電話は話し中になり、同時着信は起こりません。NTT東日本のひかり電話では、1契約で同時に2本の通話ができる「ダブルチャネル」というオプションがあり、月額440円(税込)です(NTT東日本の複数チャネルサービスの案内、2026年11月1日確認)。事業所向けのひかり電話やビジネスフォンの契約では、さらに多くの通話を同時に扱えるものがあります。同時着信の表示が役に立つのは、2本以上を同時に受けられる回線を使っている店です。今の契約で何本まで同時に受けられるかは、電話の請求書や回線の契約内容で確かめられます。話し中の着信はデジクラの着信履歴で確認できるので、1本しか受けられない回線でも、出られなかった電話を後から拾えます。
2本同時に鳴ったときの出る順番の決め方
画面に2人分の情報が並んでも、どちらに出るかの決まりが無いと、毎回迷います。順番は先に決めておきます。店で決めておくとよい順番の例です。
- 当日着信数が多い方(何度もかけてきている方)を先に出る
- 作業中の車のお客様、納車や引き取りの約束がある日のお客様を先に出る
- 登録の無い番号と常連のお客様なら、常連のお客様を先に出て、新しい番号は受付2人目が出る
- 着信タグで「営業電話」と付いている番号は後回しにする
- 出られなかった方には、通話が終わったらすぐに折り返す
順番の判断に使う数字やタグは、当日着信数と累計着信件数や着信タグの記事で詳しく説明しています。受付が2人いる店では、「左の着信は1人目、右の着信は2人目」のように担当を分けておくと、2人が同じ電話に出てしまうことを防げます。
電話に出る前に、お客様が分かる。デジクラは月額9,800円~(税別・別途初期費用)
日本カーネット株式会社 03-5256-7877(平日 9:00〜12:00/13:00〜18:00)
繁忙期の整備工場・板金工場・車販店での使い方
同時着信が増えるのは、店がいちばん忙しい時期です。整備工場では、年度末の3月と、車検の多い月の月末に予約の電話が重なります。中古車販売店では、広告を出した直後の週末や、決算期のセールの時期に問い合わせが集中します。こうした時期は、同時に鳴った2本のうち1本は待たせることになりますが、相手が分かっていれば「ただいま別のお電話に出ております、すぐに折り返します」と伝言する人を決めやすくなります。板金塗装の店なら、雪の降った翌朝や台風の後に事故の修理の電話が一度に来ることがあり、保険会社からの電話とお客様からの電話を見分けて出る順番を決めるのに役立ちます。
同時着信の表示の注意点と向かないケース
同時着信の表示は、電話を受ける人がいてこそ役に立ちます。受付が1人しかいない店で2本同時に鳴った場合、画面を見て順番を決めても、出られるのは1本だけです。もう1本は、通話が終わったあとすぐに折り返す運用とセットにしてください。折り返しフラグを付けておけば、誰がかけ直すかも残せます。また、回線の契約が同時に1本しか通話できない店では、同時着信そのものが起こらないため、この機能の出番はありません。無理に使う機能ではありません。その場合は、回線の契約を見直すかどうかを先に考えましょう。
- 同時に受けられる本数は回線の契約で決まる
- 受付が1人なら、折り返しの運用と組み合わせる
- 2人で受けるなら、どちらがどの着信に出るかを決める
DREAM POWERと一緒に使う場合
整備システム・整備ソフトのDREAM POWER(ドリームパワー)を使っている店では、DREAM POWERに登録したお客様の顧客名と電話番号がデジクラの着信画面に出ます。同時に2本鳴ったときも、両方のお客様名が並ぶので、顧客台帳を二重に作らずに出る順番を決められます。予約の空きや作業の予定はDREAM POWERで確かめ、電話の相手と順番はデジクラで見る、という分担です。詳しくはDREAM POWERとの連携をご覧ください。
よくある質問
Q. 何本まで同時に表示できますか?
同時に何本の着信を受けられるかは、お使いの電話回線の契約によって決まります。デジクラの画面では、同時にあった着信のお客様情報を並べて表示します。お使いの回線で気になる点はお問い合わせください。
Q. 1本しか通話できない回線でも意味はありますか?
同時着信の表示そのものは使いませんが、話し中にかかってきた電話は着信履歴で確認できます。誰からの電話だったかが分かるので、通話後の折り返しに使えます。
Q. 料金は別にかかりますか?
複数同時着信時のお客様情報表示は月額9,800円~(税別)の標準機能に含まれます。回線のチャネルを増やす費用は電話会社との契約になります。デジクラの料金は料金ページをご覧ください。
電話に出る前に、お客様が分かる。デジクラは月額9,800円~(税別・別途初期費用)
日本カーネット株式会社 03-5256-7877(平日 9:00〜12:00/13:00〜18:00)

